NY総合指数の2010-2020年を見ると、
2回あった上昇サイクルはいずれも「長期金利の低下が続いて、それが底打ちした後」に起きている。

<要旨>
・ 「NY総合指数」は2010年から2020年までに2回上昇サイクルを形成した
・ この2回とも「米長期金利が低下し、それが底打ちした後」に訪れている
・ この関係は、両者の推移を並べてみると鮮明

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NY市場全銘柄を時価総額加重平均して算出する「NY総合指数」の過去10年推移を、米10年債利回りと並べてみます。
(NY総合指数:ニューヨーク証券取引所上場の全普通株を対象とする調整時価総額加重平均指数)

上が10年債利回り、下がNY総合指数です。

 出典:Trading View

「金利低下トレンドが底打ちしたところ」に矢印をつけ、NY総合指数のチャートにも同じところに矢印をつけました。

2回の株価上昇局面は、いずれも金利低下が底打ちしたところからスタートしているということがわかります。

長期金利低下が遅行してもたらす好影響と景況感悪化の反動で好況が来る構図です。

株価上昇局面は1年から1年半ほど続きました。

一方では、ここ10年における上昇サイクルのいずれもが金利低下と景況感悪化の反動によってもたらされており、かつそれが1年半程度しか持続していないということは、反動的な条件が無いと経済全体の好況は訪れず、しかもそれは短い、ということであり、低成長が新常態なのだということも改めて感じます。


 
 
<ディスクレーマー>
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