Bloomberg
ドル建て日経平均:30年ぶり高値 - 節目突破で海外勢見直し買い加速も
2020年9月4日 7:02 JST

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-09-03/QG2LBHT1UM0X01

>海外投資家が重視するドル建て日経平均(終値ベース)が節目の220ドルに接近している。
円建て日経平均株価とは対照的に、この水準はバブル崩壊後の30年超ぶりの高値に当たり、
更新すれば海外勢中心の投資家からの日本株への資金流入が増える可能性がある。

引用先のように、海外投資家がドル建て日経平均を指標として見ているかのような解説が偶にあります。
この解説には疑問があります。


今年の海外投資家動向は「8.7兆円の売り越し」です。
投資部門別(株+先物)…億
個人 / 海外 / 日銀
10月1週まで計…9149 / ▲87015 / 62983


ヘッジコストを考慮する必要のない米→日の投資でノーヘッジの投資家が主流とは考えにくい。


2012年までの超円高トレンド→日銀QE開始で円安転換、の際に言われたことは
「日本をアンダーウェートしていた海外勢が方針を転換する」ということでした。
実際に、極めて低水準であった買い越し額はドル円の反転に伴うタイミングで急増しています。

出典:金融庁

以上から、「ドル建て日経平均」を海外投資家が重視しているとは全く考えられず、
このファクターを引用した解説には惑わされないようにするべきでしょう。

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